第16回BRICSサミットがロシアのカザンで開催され、主要メンバー国のロシア、中国、イランは、脱ドル化の一環として暗号資産の役割について議論しました。特に、新しいデジタルプラットフォームの必要性が強調されました。
この取り組みの核となるのはBRICS Payであり、これはブロックチェーン技術と中央銀行デジタル通貨（CBDC）に基づく支払いソリューションプラットフォームを目指しています。サミットでの討論は、国際金融アーキテクチャの改革の必要性に集中していました。
話題は仮想的なものを超え、BRICS Payシステムのための新しい通貨のモックアップも提示され、これを実際に稼働させる緊急性が高まっています。
さらに、一部の代表者は、デジタル元のようなCBDCに基づくシステムを提唱しており、ロシアの立法者はビットコインなどの資産を使用する可能性をも模索しています。
BRICS諸国は国際経済の力のバランスを再形成するために、国際金融システムの新しい枠組みを推進しようとしています。
