2025年は暗号資産のスタートが好調で、最初の3日間で5億8500万ドルの流入がありました。ただし、年末の合計では7500万ドルの純流出も。2024年は442億ドルの流入を記録し、過去の記録を大幅に超えました。
CoinSharesレポートによると、流入の増加は米国のETF、特にビットコインとイーサリアムのスポットベースのETFに起因しています。これらの金融商品は、特に機関投資家にとって投資資産としてビットコインを正当化する重要な役割を果たしています。
2024年にはビットコインへ380億ドルの流入があり、運用資産の29%を占めました。イーサリアムも48億ドルの大きな流入を記録し、ETFの人気が高まっています。これに対し、アルトコインは控えめな8億1300万ドルの流入に留まりました。
投資家はビットコインやイーサリアムの強いインフラを重視しています。ブラックロックもアルトコインETFについては慎重です。全体として、暗号資産ETFは市場の安定性を高める重要な要素になっています。
